10番の存在感(長崎総附vs流経大柏)

らいおん。

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今年のサッカー観戦始めも高校サッカー。

今年は休みが合わず、今日しか観に行ける日がない。
なのに、連日の晴天が無くなり曇り空で・・・無理をせず注目の1試合だけを観に行くことに。

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久しぶりの駒場
再開発ですっかり様変わりしてしまった浦和駅を抜けて・・・駒場競技場へ。
ここに来たのは2009年の高校サッカーを観に来た以来かな。(観戦記:2009.12.31

スタジアムに到着すると、第1試合の日本文理(新潟)と矢板中央(栃木)の対戦が行われていた。

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ゆるキャラ発見!!
矢板中央の応援席にゆるキャラの姿が♪
ブラスバンドだけでなく、こーゆう応援があるのも選手権ならではだよね☆

試合は矢板中央が1-0でリードしたまま、後半のロスタイムへ。

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日本文理はセットプレーで長身のGKをゴール前に上げてパワープレーを試みるも・・・矢板中央ディフェンスを崩せずに試合は終了した。

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*試合結果:日本文理0-1矢板中央*

快進撃を続けた日本文理も選手権常連となった矢板中央の壁は越えれなかったね。

高校サッカー選手権 準々決勝
長崎総科大附属(長崎) VS 流通経済大柏(千葉)
@浦和駒場スタジアム


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【J内定者】
長崎総科附属
 FW安藤瑞季(U18日本代表/→セレッソ)


【長崎総科附属/2年連続5回目】
プリンス九州:2位(プレミア参入プレーオフ敗退)
インターハイ:ベスト8


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1回戦:3-0 中京大中京(愛知)
2回戦:2-1 高川学園(山口)
3回戦:1-0 青森山田(青森)


中京大中京、高川学園と全国常連校を撃破して、3回戦では優勝候補筆頭・青森山田をも破った!!
その中心に居るのは・・・今回の対戦で唯一Jリーグの内定を得ているFW安藤。

ただ・・・なんと、今日の試合はイエローカードの累積で、そのエース安藤を欠く状況に。。。

長崎総附としてはインターハイでも準々決勝で流経大柏に敗れているんで、リベンジを果たしたいところだけれど・・・。
選手権で数多く試合を経験している小嶺監督の手腕の見せ所だね。

【流通経済大柏/3年ぶり5回目】
プリンス関東:2位(来季プレミア昇格)
インターハイ:優勝


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2回戦:3-0 大分西(大分)
3回戦:1-0 日章学園(宮崎)


市船とのハイレベルな県予選を制して、久しぶりの出場の流経大柏。
ただ今季のチームは夏のインターハイを制し、プリンス関東も2位になり参入戦を制して来季のプレミアへの昇格を決めている。

そんな今季は勢いに乗る流経大柏だけれど、J内定者は無し。
ただ、2年生のFW熊澤、CB関川が注目選手との事で・・・要チェックだね。


去年の選手権は優勝候補が敗退していく中、東京に所属するGK廣末が居た青森山田が実力を発揮して優勝を果たした。

今季もここまで上位進出が期待された青森山田(EAST3位)、東福岡(WEST4位)、米子北(WEST7位)のプレミアリーグ勢や実力のある大阪桐蔭と次々に敗退している。
上田西や日本文理と意外な高校が目立つ大会で、2校がここで当たってしまうのは勿体ない感じも・・・。


【試合】

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試合が始まり、実力で勝る流経大柏が主導権を握っていく。
ボールを繋いでサイドを使った攻撃を仕掛けていくも・・・長崎総附の守備が固く崩れない。

対する長崎総附は奪ったら、一気に前線へのロングボールを蹴っていく。
ここで安藤が居れば、ボールが収まって2列目の押し上げが出来るのだろうけれど・・・その頼りとする安藤は居なく、前線へ無暗にボールを蹴っていく状況に。

小嶺監督が率いる国見高校の全盛期。
ロングボール主体のサッカーで「面白くないけれど強い」サッカーをしていた。

時代が経ち、今はハイプレスからのカウンターを有効に使うサッカーが主流になってきているけれど・・・目の前で観る長崎総附のサッカーは国見のサッカーそのもので、ちょっとガッカリした。。。

長崎総附の前線にはガタイのいいFWが並び、何とかロングボールに喰らいつこうとするも・・・流経大柏の守備陣の早いフォローにチャンスが作れない。

そんな長崎総附に合わせるかの様に流経大柏の攻撃も迫力が無い。
サイドチェンジが決まらなかったり、サイドバックのクロスボールが意図した方向に蹴れなかったりと・・・何とも低レベルな試合内容が繰り広げられた。

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ハイボール合戦
ボールは地面より空中に飛んでいる時間が長く、バレーボールを観ているかの様にポーン、ポーンと中盤を飛び交う。

そして、流経大柏も長崎総附もゴールエリアに近いスローインで繰り広げられるロングスロー合戦・・・ロングスローの戦術が悪い訳でないけれど、実力で勝る流経大柏もゴール前に人数をかけて焦って得点を奪いにいく必要があるのか。。。

そんな感じで、どっちもどっちの展開で可能性を感じさせてくれたのは・・・

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流経大柏 菊池
流経大柏の10番を背負う菊池は身長は高くないけれど、キレのあるボール捌きで試合の流れに変化をつけていた。

流経大柏は押し込みつつも、スコアを動かせずに前半は終了した。
長崎総附は隙を突いた一発に賭ける戦いなんで、流経大柏としては早めの点が欲しいところ。

流経大柏は後半開始から右サイドバックの選手を交代してきた。
前半に攻撃のチャンスに良いクロスボールが上がらなかった流経大柏の攻撃。
監督はそこを攻撃の活性化の為にテコ入れをしてきた。

そうして、サイドを深いところまで侵入すると長崎総附の守備陣が付いてくるんで・・・相手が間合いを詰める前にゴール前へクロスボールを上げてきた。

その効果はテキメンで、長崎総附の守備陣は何とかクリアしていく展開に。
流経大柏はコーナーキックからのこぼれ球を注目の2年生DF関川が押し込んで・・・先制点を決めた!!

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*長崎総附0-1流経大柏*

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スゴイ跳躍力!!

先制点を奪われた長崎総附はここからロングボール中心から、中盤でボールを繋いでいく攻撃に。
ブロックされても前へ前への推進力が感じられて流経大柏は押し込まれる。

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惜しいシーンも・・・
ロングスローからゴールに迫る惜しいシーンもあったけれど、これで長崎総附の「あと少し」と思った心の隙を突いて・・・前目に出ていた守備陣が崩されて、流経大柏が2点目を決めた。

*長崎総附0-2流経大柏*

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決めたのは10番の菊池。
相手守備陣の空いたスペースに走りこんでシュートをしっかり決めた。

これでもう試合はほぼ決してしまった。
あとは長崎総附が1点を返す展開となって、そこからバタバタとしなければ問題ない。

注目の流経大柏DF関川はここからが真骨頂で・・・ロングボールを何本も入れてくる長崎総附の攻撃をことごとく跳ね返していく!!

身長は高くないけれど、気持の感じるプレーヤーで・・・将来が楽しみな感じ♪

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長崎総附 荒木
ガチムチな長崎総附の選手の中で異色だったのはMF荒木。
背筋をピンと伸ばしたドリブルで、ボールの扱いも上手い・・・なかなかボールを受けに来ない味方にゲキを飛ばすなど気持も感じされる。

「もっと彼にボールを集める攻撃をすれば・・・」と思うけれど、急に今までやっていたチームの戦い方を変えるのは難しいよね。。。

何とかゴールを奪おうと流経大柏ゴールにボールを送る長崎総附だけれど・・・気持ちばかりが前へ行っている感じで、前線に送るボールを奪われてカウンターを喰らう場面が多くなる。

こうなると流経大柏は持ち味の小気味よいパス回しで相手を翻弄していく。

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途中出場の流経大柏FW熊澤
流経大柏は注目の2年生FW熊澤を入れて、前線の運動量を保っていく。
そしてその熊澤がカウンターから相手ディフェンスラインの裏を突いて・・・3点目を決め、試合は終了した。

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*試合結果:長崎総附0-3流経大柏*

試合は終始、流経大柏が主導権を握っていた展開で終わった。
ただ、ここの長崎総附の10番安藤が居たら、試合はどうなっていたのか・・・。

流経大柏の10番は躍動し、長崎総附は不在・・・・そう思うと、10番の存在が今日の試合を分けたかもね。

長崎総附の安藤・・・観たかったなぁ~。
来季はセレッソに行くんで、U23の試合とかで観れるかな??

=らいおん。=
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